変える力を、ともに生み出す。NTT DATAグループ

グローバル事例

新興国を中心とする世界市場の拡大や日本経済の低迷などから、グローバル環境下にてビジネスを推進していくというトレンドはここ数年続いています。それに伴い、企業が成長するためのグローバル競争に向けたビジネスモデルの変革は進んでいると言えます。一方、会社内に目を向けIT部門や間接部門にフォーカスした場合、ビジネスモデルの変革スピードに同期できておらず、コスト構造の変革が十分でない企業が多く見受けられます。
コスト構造の変革への一つのソリューションはGlobal Outsourcingです。日本において、これまでのGlobal Outsourcingというのは、「オフショア開発」という理解でした。現在は多様化が進み、BPO(Business Process Outsourcing)やAMO(Application Manage-ment Outsourcing)の領域でもGlobal Outsourcingを実践し、コスト構造の変化に貢献しています。本講演では、グローバル環境下での競争に勝ち抜くための、Global Outsourcing積極活用によるIT部門や間接部門のコスト抑制について、事例を交えご紹介致します。
※軽食をご用意しております。
日本を代表する精密機器製造業様において2011年に稼動した、グローバルの販売会社・製造会社を連携させたSCMシステムを、弊社がサポートさせて頂いた経験などから、グローバルのITプロジェクトマネジメントの推進ポイントをお話します。
グローバルプロジェクトは、そのステークホルダーが多岐にわたるだけでなく、背景となる文化や社会が異なるため、日本企業にとっては難しい挑戦である場合が多いように見受けられます。この精密企業様のグローバルプロジェクトにおいても、様々な壁に突き当たりその都度、解決の道を探ってきました。その過程で、グローバルプロジェクトマネジメントのあるべき姿が、お客様の中で少しずつ明らかになって行きました。日本企業にとってグローバル化は避けて通れない道です。これからグローバルでのITシステム構築やIT統合などのグローバルプロジェクトを検討されている方に、ヒントを提供できればと考えています。
「詳解!戦略物流のすべて」の著者が、企業のグローバル化を支えるロジスティックス・ソリューションの在り方について解説します。
ビジネス活動のみならず、生活の中でもグローバル化は避けて通れないものとなっています。消費者として消費する食材や一般消費財、自社が扱う工業部品や製品全般で、生産から消費までのサプライチェーンが一つの国の中で完結するものはほとんどないほどグローバル化は進んでいます。このような環境の中、特に注目される経営戦略がサプライチェーンマネージメントで、そのサプライチェーンマネージメントの主要機能である「ロジスティックス(物流)」が注目されています。特定の地域内や国内での生産、そして流通で成り立っていたビジネス環境におけるロジスティックス・ソリューションと、グローバルサプライチェーンを前提としたロジスティックス・ソリューションでは、大きく考え方を変えて取り組む必要があります。
グローバルサプライチェーンを支えるロジスティックス・ソリューションには、従来の物理的/時間的な制約を取り払う機能が必要で、その実現には「クラウドモデル」が最適なソリューション基盤となります。
ビジネスのグローバル化が加速し、システム開発おいても、世界中のエンジニアや開発会社などのリソースを活用する、グローバル・デリバリのケイパビリティ向上が求めれています。
NTTデータでは、グローバルの豊富なリソースを用いて、日本品質を武器にしたシステム開発を提供することで、お客様のグローバル展開をサポートしています。また、海外の最新技術を取り込んだソリューションの開発にも力を入れ、真の意味でのグローバル・デリバリの実現を目指しています。
本講演では、このNTTデータのグローバル・デリバリ実現の取り組みを、システム開発標準や開発ツールのグローバル展開、グローバル拠点での技術開発・サポートの取り組みを例にご紹介します。
グローバルでのEC展開について、以下の点をお悩みではないでしょうか?
・北米、ヨーロッパ、中国の市場規模や成長率がわからない。
・すでにグローバルでECサイトを展開しているが、ブランドや商品戦略についての検討や改善が置き去りになっている。
・現地のECの仕組みや文化の違いを理解できず、国ごとに個別サイトが乱立している状況になっている。
NTTデータグループでは、これまでに日本および欧米におけるお客様のEC事業の、戦略立案、コンテンツ企画・作成、ECサイト構築、BPOサービス提供などあらゆる面での支援して参りました。
本講演では、これらの過程で培った技術やノウハウを活用して、グローバル進出をご検討のお客様や上記の課題に直面されているお客様に向けてグローバルECサイト展開に向けた成功の秘訣をご紹介します。
海外オフショア開発でのコスト削減が進む昨今で日常的に直面している、継続的なコスト削減の難しさ、内部にノウハウが蓄積できずベンダ依存になってしまう、開発ビジネスの文化的誤差という課題について取り上げます。
日系企業を含むグローバル企業では、企業が海外で人材を直接雇用することで安価なリソースを活用しつつ、自社の統制下でグローバルの開発を一手に請け負うために、自ら「ITキャプティブセンタ―」を設立する動きが活発化していることに着眼して、海外向けシステム開発、又は海外現地法人で実施するシステム開発に興味のある顧客向けに、開発体制のパターン(日本主導、現地主導、パートナー、ITキャプティブセンター)やITキャプティブセンターの立ち上げ、現地開発拠点(NTTコムAPAC本社副社長、NTTデータタイランド、NTTデータベトナム、及びNTTデータマレーシアの立上げ及び初代社長として現場でソフトウエア開発ビジネスに10年間に渡って従事)の特性や現地リソースの活用術等について、アジア各国のシステム会社を立上げから担当した責任者の立場と、現職での海外案件の営業部門責任者としてMNC企業のCaptive Centerからのご要望を実現している視点で、具体的事例や最新の動向などを交えながら解説します。
各種ビジネスリポートのために生れたXBRLは、今や社会の情報流通インフラとして利用が拡大しています。正確で効率的なデータ伝達、データの高い再利用性という特徴を持つXBRLは、IFRSの普及とも表裏一体の関係にあります。すでに欧米だけではなく、アジア圏においてもXBRLの普及・義務化といった動きが加速してきており、ビジネスをグローバルに拡大する企業にとっては、必須アイテムとなりつつあります。わが国では、東京証券取引所、金融庁、国税庁、日本銀行などで、世界的にも先進的な取り組みが行われてきましたが、この優れた技術を遺憾なく利用するためには、より広い理解と、実務利用への一段の取り組みが重要になります。本講演では、XBRLについてわかりやすくご紹介するとともに、その利用事例、応用可能性などについてグローバルな視点からご紹介いたします。
大規模災害の対策の一つとしてクラウドサービスをご検討される企業が震災を契機に増えています。一方でレスポンスやセキュリティ、またグローバルでのクラウドサービスでは、上記に加えて言語、問題発生時の対応時間帯などが問題となり、利用を躊躇される企業もあります。
NTTデータグループのホスティングサービス「INERPIA/イナーピア SAPホスティング」では、このような問題を解決する高品質かつ多様なメニューを提供しております。
・シングルコンタクトポイントによる安心のサポート体制
・お客様の運用状況を鑑みたプロアクティブな対応
・国内外で認められる高い技術力を持った要員によるSAPサポート
・お客様の必要に応じたハードウェアリソースの拡張
・事業継続を支えるDRソリューションなど

本講演では、実際の導入事例、体験談を交えながら「INERPIA/イナーピア SAPホスティング」の特徴をご説明します。
ITアウトソーシングとは、サーバーやネットワークなどの運用・管理などを外部委託することです。情報システムの増加に伴い、企業の保有するITリソースは増加傾向で、情報システムの総コストに占めるランニングコストの割合が年々増していることから、企業のITアウトソーシングへの期待は高まっています。
加えて、グローバルなビジネス展開をサポートするため、北米、欧州、アジアなどを対象とした、全世界レベルでのITリソースの最適化配置や、3.11の東日本大震災やタイの洪水などの影響を受け、事業継続性の観点から広域災害対策のためのディザスタリカバリ・バックアップセンタの設置・運用など、グローバルITアウトソーシングのニーズが急増しています。
本講演では、グローバルITアウトソーシングに適した用途や事例、そのメリットや留意点などについてご紹介します。
国際空港のキャパシティ向上は、グローバル・ビジネスを推進するための必須の条件であり、国家レベルでの国際競争力向上においても重要な施策の一つと位置付けられています。また同時に航空界は、CO2削減や安全性向上といった面での社会貢献も強く求められるようになってきています。
昨今、GPS衛星等を用いた新しい航空機ナビゲーション技術が次々に開発され、従来はなしえなかった様々な飛行方法が可能となってきています。このような技術革新を通じて航空界は、効率性や経済性、安全性を向上するとともに環境への一層の配慮を推し進め、社会からの要請に応えようとしています。
本講演では、最新の航空機ナビゲーション技術に関連して、特にその国際基準(規格)開発の国際動向について解説します。また、国際基準開発や海外協力等の分野でのグループの取り組みをご紹介します。
ASPやクラウドの始まりとともにITベンダーには2つの変革が求められています。サービス化とグローバル化です。しかしながら、この2つは、多くのITベンダーにとって掛け声はあっても、実際にどのように進めればよいか悩みの種ではないでしょうか。当社が提供しているCAFISは日本最大規模の決済ネットワークであり、サービス化の側面では、最も成功したサービス提供型ビジネスと言えるでしょう。そしてグローバルへの対応も比較的早くから取り組んできたテーマであり、今では金融分野や法人分野のお客様からの最もホットな要望となっています。
本講演では、CAFISでのサービス×グローバルの取り組み事例として、先日出資を行ったベトナムVietUnion社の具体的事例も踏まえながら、CAFIS関連のペイメントソリューションのグローバル展開の現状をご紹介します
これまで、本田技研工業様では各テーマ毎に、最適な開発・維持運用パートナーを選定しプロジェクト体制を構築されてきましたが、短期的なプロジェクトであることが多くノウハウの属人化、パートナーが提供するシステム/サービス品質のバラツキの発生などがIT部門の課題となっていました。
そこで、グローバル化している現状と将来を見据え、特定業務領域における業務課題の改善提案やノウハウの属人化を防ぎ、一定のサービス品質を確保できる有力なグローバルレベルでのITパートナーを戦略的に選定する取り組みを開始しました。
そうした中で、車両販売後の重要なビジネスであるアフターサービス領域において、当社は確実な維持・運用業務の引継ぎの方法論、オフショアを活用した効率的な運用体制、標準管理プロセスの導入を提案し、現在コスト、品質面において一定の成果をあげ、お客様へ貢献することができました。
本講演では、現在の本田技研工業様の文化的背景や直面しているビジネスやIT動向を踏まえ、戦略的ITパートナーの取組みや実例についてご説明します。
情報化社会の発展に伴いデータセンタの電力消費は年々増加する傾向で、今後データセンタに求められるものは信頼性に加え、省エネルギー・高効率性への対応は避けて通れない状況になります。データセンタのエネルギー消費は、ICT機器の電力とそれらを冷却する為の空調エネルギーがその殆どを占め、設備面から効率化を図る場合、これら2点の改善が大きく貢献します。
本講演では、サーモカメラ撮影を中心としたサーバー室内の空調気流解析とその気流改善による効率化策、また、PUE調査から得られた給電設備のエネルギーロス状況と、給電設備の構成さらにICT機器をも含めた給電方式の見直しによるエネルギーロス対策を、2009年から2011年にシンガポールで実施した、データセンタ環境調査の結果を例にとりご紹介します。
環境ビジネスのグローバル化が進んでいます。原発輸出の行方はやや混沌としていますが、高効率な石炭火力発電技術、コジェネレーション技術、ビルや家庭の省エネ技術など、これまで我が国企業が培ってきた先端的な技術をパッケージ化し、ファイナンスやクレジットメカニズム等の新たな仕組みと組み合わせて輸出振興を図る動きが活発化しています。
本講演では、環境・エネルギー技術の輸出動向の概要を紹介するとともに、NTTデータ経営研究所がファミリーマート様とともに実施している二国間クレジットの仕組みを利用した海外におけるコンビニ店舗のエコ化プロジェクトの概要をご紹介いたします。
最近の脳科学や比較文化学の研究で、西洋人と東洋人の脳の違い、認知の違いなどが明らかにされています。また、職業による脳の違いについても研究されており、脳は文化の影響を受け、文化は脳の影響を受けます。もし、脳の構造が違うのであれば、米国流の企業経営やグローバリゼーションを日本が真似することは必ずしも成功への道ではありません。したがって、アジアの一員である日本のアジア戦略と欧米のアジア戦略は異なるはずです。一方、人種、文化に関係なく、人間に共通した脳の反応もあります。このような脳の特性について知ることは商品開発や事業のグローバル展開にとっては重要です。
本講演では、このような感覚、認知などの違いや共通点について、また、そのような違いや共通点がどのように経営に影響を与えるか、さらには、そのような違いや共通点を意識して、どのように経営を行っていくのかについてご紹介します。
ビジネスインテリジェンス(BI)は、企業内外に存在する多様なデータを分析して、意思決定に役立てるための取り組み、IT、方法論を総称する概念です。ビジネスアナリティクス(BA)との組み合わせにより、「見える化」に加え、将来予測やコントロールまでをトータルでサポートするシステムが指向されています。
グローバル競争が激化している昨今、グローバルレベルでの確実な「見える化」は、変動するビジネス環境やリスクを把握する上で喫緊の課題となっています。また、新しい競争優位性の獲得に向けて、業務システムの外に存在する、ライフ・ログやセンシング・データといった多様かつ大量の「ビッグデータ」の活用も模索されています。
NTTデータでは、こうした新しい局面を「次世代BI/BA」と捉え、「BI Global One Team」の名のもと、お客様企業の業務やサービスの変革をサポートする体系的なBI/BAの在り方について検討を進めています。
本講演では、NTTデータの次世代BI/BAのアプローチやグローバルBIについて、事例を交えてご紹介します。