多様なロボットが発売され、海外からスマートスピーカーが上陸し、いよいよロボットと暮らす時代が到来しようとしています。 ハードとソフトが融合し、新しいサービスが生まれ、我々の暮らしが変わり始めます。そんなロボット時代の創造性について、ロボットのデモを交えながらお話ししたいと思います。
1975年生まれ。 2003年京都大学工学部卒業と同時に「ロボ・ガレージ」を創業し京大学内入居ベンチャー第一号となる。 代表作にロボット電話「ロボホン」、ロボット宇宙飛行士「キロボ」、デアゴスティーニ「週刊ロビ」、グランドキャニオン登頂「エボルタ」など。
ロボカップ世界大会5年連続優勝。 米TIME誌「2004年の発明」、ポピュラーサイエンス誌「未来を変える33人」に選定。 開発したロボットによる3つのギネス世界記録を保持。
株式会社ロボ・ガレージ 代表取締役 東京大学先端科学技術研究センター 特任准教授 大阪電気通信大学 客員教授 グローブライド株式会社 社外取締役 ヒューマンアカデミーロボット教室 顧問
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主催者講演
テクノロジーがもたらす絶え間ない変革と新たなる価値の創出
テクノロジーは自律的に拡張し、絶え間ない進化を続けています。 テクノロジーの進化はさまざまなことを可能にするだけでなく、社会に新たな価値観をもたらしています。 世の中の前提が変わりつつある時代に、いかにして今ある動きの先を捉えビジネスの勝機を見つけていくべきか。 NTTデータが考えるテクノロジーの予見を交えて、みなさんと考察していきたいと思います。
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デジタル化社会に挑む金融業界 ――5つの「D」で読み解く
今、金融業界はFintechの熱狂を経て、デジタル化された世界へと踏み出そうとしています。デジタル化された世界では、これまでは取り扱いの難しかったテクノロジーも容易に扱えるようになる「テクノロジーの民主化」が進展、新たなビジネス戦略の下、金融機関が異業種に攻めていくことも可能となっています。新興企業をはじめとする異業種からのディスラプターにどう対応していくのかが主題だったFintechからの大きな変化であり、金融業界の大きな変革の兆しとも言えるでしょう。デジタル化社会においては、デジタル化を構成する5つのD「Device」「Data」「Design」「Development」「Delivery」を意識し、ビジネスを推進していくことが必要です。本講演では、この5つの「D」が今後金融業界に及ぼす影響と展望についてご紹介します。
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東京五輪の2020年へ、移動支援サービスの最新活用事例と将来展望
東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向け、訪日外国人は増え続けていきます。スマートかつ安心・安全に滞在を楽しんでいただくためには、移動支援が課題となっており、その解決にあたっては、IoTでヒト、クルマ、モノの動きに関するビッグデータを収集、AIによって解析・活用していくかがポイントになります。中でも位置情報とそれにひもづけられたデータからなる「G空間情報」は、移動支援ではキーとなる情報であり、これを活用するためのICT基盤を構築することは、単に2020年に向けた対応に留まらず、その後もエリアマーケティングやイベント開催時の誘導など、商業的な利用や警備計画や災害時の避難誘導といった、安心・安全に資する持続的な社会基盤として不可欠な要素となる可能性があります。 本講演では、人の流れや屋内測位情報を活用した移動支援サービスについて、これまでのNTTデータが官民連携で取り組んできた事例や、提供しているサービスをご紹介します。
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既存IT資産をデジタル融合するテクノロジー ~Legacy Digital Integration~
デジタルテクノロジーの進化は、企業のビジネスにさらなる俊敏さを要求します。 それを支えるITは、既存のIT資産を抱えながらも新たなシステムを迅速に展開していかなければなりません。 既存のIT資産を維持しながら、攻めのITに投資を振り向けるにはどうすればいいのでしょうか? 本講演では、既存のIT資産をアセスメントし、アプリケーション、システムインフラ、データなどの観点からシステム全体を最適化して、 モダイナズしていく技法を紹介します。
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新世代のデータセンターがデジタルトランスフォーメーションを成功に導く
企業のIT環境は、ERPなどの基幹業務に適したシステム性能や信頼性を重視した「トラディショナルIT」だけではなく、AIやIoT、Fintechなど、新たなビジネスを創出する俊敏性・柔軟性重視の「クラウドネイティブIT」も重要性を増してきています。オンプレミスはもちろんのこと、クラウドや各種ネットワークサービスなどを用途に応じて組み合わせていくことが求められています。NTTデータでは、こうした企業のデジタルビジネスを支える新たな拠点として今春、最新鋭のデータセンター「三鷹データセンターEAST」をオープンする予定です。 本講演では、企業のデジタル変革を実現するNTTデータのデータセンターについてご紹介します。
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Globalセッション
グローバル化を支えるイノベーションとデザイン思考とは
同時通訳
このセッションは、第1部でグローバル化に必要不可欠なものはなにか、をNTTデータの最近の営みも交え再考します、それは多様性でしょうか、リーダーシップでしょうか、そしてやはりイノベーションでしょうか。第2部では昨今様々なマーケットを賑わせている“デザイン”というキーワードとグローバル化に不可欠なイノベーションの相関性をUX(User Experience)やサービスデザインで世界有数の有力校であるミラノ工科大学デザイン学部長をゲストスピーカーにお招きし今後イタリアからグローバルマーケットへ発信されるであろう考え方をイタリアの最新潮流とともに講演いただきます。
第1部 Key of leadership to foster innovative culture
新たなイノベーションには、性別や文化をはじめとする多様性は必要不可欠ですが、組織としては多様性だけでは遠心力で壊れてしまいます。新たな変換期に立ち向かうために、多様性あるチームをエンカレッジして高みに引き上げるリーダーシップの重要性について考えたいと思います。
第2部 Learning from Italy: system thinking and design innovation
イタリアのデザイナーたちは昔から体系的なアプローチをとっています。建築分野から生まれたこのアプローチは、技術だけでなく人文科学領域にもおよび、技術がもたらす新しい機能だけでなく常に新しい意味を探求し続けています。 1960代以降、彼らは人々のニーズに応えることから始め、さらには新しいニーズを予見しながら、夢と希望をもって人々に新しい経験をもたらしてきました。同時に彼らは、当時出現してきた起業家たちの戦略コンサルタントとしての役割も担い、プロダクトデザインや展示会、カタログ作り、各種サービスや戦略立案を通して起業家たちを支援してきました。 こうしたアプローチにより、企業は、プロダクト、コミュニケーションおよびサービスを一貫性のあるひとつのパッケージ(PSS(product-service-system))にデザインし、マーケットや人々、環境それぞれに対して価値を届けることができるのです。つまり、企業は、PSSを通じたユーザとの対話により、持続的に利益を生み出しているのです。 このセッションでは、イタリアのデザインの歴史やルーツを取り上げ、地元産業におけるデザインの重要性や、企業における体系的なアプローチによるイノベーションや事業活動促進のための重要な資産としてのデザインの役割についてお話しします。
ミラノ工科大学デザイン学部長、教授。 2000年~ Ezio Manziniにより設立されたthe doctorate board会員。 2005~2015年:Product-Service-System Designにおける英語カリキュラムの修士課程を設立、プログラム責任者を務める。 2011~2016年:Milan Expo 2015および大学主催の主要イベント代表責任者を務める。 2012~2014年:ヘルシンキのアールト大学のアート、デザインおよび建築学部のScientific and Artistic Advisory Board (SAAB))メンバー。 2013年6月:PEEK(Austrian Science FundのFWFによるアートベースリサーチプログラム)の陪審員就任。ミラノ工科大学150周年記念およびMilan Expo 2015双方の関連プロジェクトも手掛け、第21回2016年ミラノ・トリエンナーレのthe Scientific Committee会員も務めた。 2013年:アート、デザインおよびメディア関連の大学が加盟、世界54か国250名を超える会員数を誇る国際的な美術大学連合Cumulusの代表に就任。
Futureセッション
もうすぐ到来する近未来を考える
人工知能の進化やIoTの社会基盤化など、日々進化する新たな技術によって、世の中がどのように変わっていくのか。技術の進歩からイメージする新たな社会の形について、身近なテーマから洞察し、未来について考えるセッションです。本セッション後半では、未来をみつめる羅針盤として、デジタルトランスフォーメーションを加速する最新技術トレンド「NTT DATA Technology Foresight 2018」もご紹介します。
第1部 テクノロジーの進歩と社会 ─ SF(Science Fiction)が描いた未来はすぐそこに
脳科学の見地から「脳の気分」を読み解く感性アナリスト。 「市場の気分」を読み解く感性マーケティングの実践者であり、「男女脳の気分」を読み解く男女脳論の専門家、「ことばが脳にもたらす気分」を読み解く語感分析の専門家でもある。 人工知能(AI)エンジニアを経て、2003年、世界初の語感分析法サブリミナル・インプレッション導出法を発表、独自の感性分析術が注目を浴び、感性研究の第一人者となる。 脳の研究からくりだされる男女脳の可笑しくも哀しいすれ違いを描いた随筆や恋愛論、脳機能から見た子育て指南本、語感の秘密を紐解く著作も人気を博し、日本テレビ「世界一受けたい授業」、フジテレビ「さんまのホンマでっか!? TV」に出演、NHK教育テレビ「日本語なるほど塾」の講師として起用されるなど、テレビやラジオ、雑誌にもたびたび登場。 現在は、フジテレビ「とくダネ!」(8:00~9:55、第4水曜日)にレギュラー出演中。 さらに、語感分析法を応用した、名前の恋力を占う携帯コンテンツ「恋音」も好評運営中で、アカデミックからビジネス、エンタメまで、広く活躍している。
一橋大学大学院商学研究科 教授 研究分野:技術普及論、ユーザーイノベーション論、グローバルマーケティング 1991年に一橋大学商学部経営学科を卒業。(株)博報堂に入社し、マーケティングプラナーになる。その後、同社生活総合研究所、研究開発局、イノベーション・ラボで消費者研究、技術普及研究に従事。また2003年~2004年にマサチューセッツ工科大学メディア比較学科に研究留学。2008年に東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻博士後期課程を修了し、博士(学術)となる。ハイテク分野において、いわゆる「イノベーションの死の谷」現象がなぜ発生するか、克服には何が必要か、という視点から、ミクロ視点での普及学を研究。その延長としてユーザーイノベーション論、シナリオ構築による未来洞察手法、デザインとイノベーションの関係なども研究している。
第2部 技術革新が導くデジタル社会の将来展望 NTT DATA Technology Foresight 2018
革新を続けるテクノロジーは、社会のしくみを未来へ前進させるとともに、既存のビジネスモデルをも新たなステージへと導いていくパワーを持っています。 デジタル化が進み、様々な形のAIが我々の生活やサービスに溶け込んでいく現状は、社会変革の次なる出発点にあるともいえます。 こうした状況に適応し最適な経営判断を下せるよう、「NTT DATA Technology Foresight」として、テクノロジーが導く将来を予見する活動を実施しています。 この2018年版では、NTTデータの海外7拠点からの知見を集約し、よりグローバルな視点での予見にチャレンジしています。本講演では、技術トレンドの中から主要な物を取り上げ、多数の事例と考察を交えて紹介することで、近未来に向けて進むべき道を解き明かしていきます。
APACセッション
デジタル変革の追及でNextStageに向かうAPACマーケットへのアプローチ
同時通訳
世界の中で最も魅力的なマーケットのひとつとして注目されているAPACエリア(Asia-Pacific、アジア太平洋)。 このマーケットは文化・言語・経済状況が多様でエリアに共通したアプローチが難しい一方、急速に変化する生活様式やビジネスのしくみを柔軟に吸収する若くてダイナミックな消費者がデジタル変革の波やイノベーションを積極的に受け入れているマーケットでもあります。
デジタルが世の中のしくみを変革する強力なパワーを持つことの疑いがなくなった今、APACでもデジタル変革をさらに追及し日常生活や ビジネスをさらに豊かなものにする様々な取り組みが試行錯誤され豊富な成功事例が導出されているようです。
このセッション第1部ではAPACで著名なアナリストをゲストスピーカーにお招きし、デジタル変革の波がAPACで何を引き起こしているのかを客観的・多面的に講演をいただき、第2部では異なる3名の有識者によるトークセッションにてNTTデータが関わるお客様事例を紹介しながら、APACマーケットへのアプローチを議論します。
第1部 Winning in Digital Transformation through Multiplied Innovation
サンドラ・ウンはIDCアジアパシフィックにおいてアナリストを統括するグループバイスプレジデントです。 サンドラはICT市場に関わる調査、提言に関して20年の経験があり企業の経営者やITベンダーに対してアジアにおけるデジタルトランスフォーメーション (DX)に関する動向や第3のプラットフォームが及ぼす影響について数多くの提言や考察を提供しています。
第2部 中国・APACと伴に(友として)成長を
国内のITサービス、およびビジネスサービス(ビジネスコンサルティング、ビジネスプロセスアウトソーシング)の市場規模予測、ベンダー競合分析、ユーザー動向分析などの調査を専門領域とする。加えて、デジタルトランスフォーメーション推進にあたっての企業の組織体制、人材育成、ベンダー選定に関する調査実績も多く、調査レポートや講演などを通じて情報発信を行っています。 IDC Japan入社前は、国内ITベンダーにて海外営業、マーケティング、ブランドマネジメントにも従事。
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特別トークセッション ジャパンSAPユーザーグループ会長と考えるこれからの情報システム ~デジタル時代の情報システム、その課題とあるべき姿を論点にして~
事例
テクノロジーの進化が後押しする世界中のビジネスそして日常のデジタル化。このデジタル化は日本企業のグローバル化の必然性をさらに加速させています。 グローバル化が必然となったデジタル時代において顧客への新たな価値や体験を提供し企業内業務のあらたな理想像を実現する成功への鍵は企業の情報システムのあらたな姿であると考えます。このようなあらたな環境の中、日本企業はこれまでの経験や強みを活かした情報システムのあるべき姿を描けているのでしょうか。 本講演は日本国内SAPユーザ企業のコミュニティであるジャパンSAPユーザーグループから鈴鹿靖史会長を特別ゲストにお迎えしNTTデータグループの関わる事例等を交え日本企業のグローバル化や情報システムのあるべき姿を議論します。
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IT組織のデジタル戦略 ―― IT部門・IT子会社の「リ・デザイン」
指数関数的に進化を続けるデジタル技術を活用し、ビジネスそのものを再構築していく、いわゆるデジタルトランスフォーメーションがいよいよ本格化してきました。不確実性が高い現在の経営環境下では、このデジタル化があらゆる企業の武器となるでしょう。企業のIT部門やIT子会社も例外ではありません。デジタル化の流れを受け、自らのミッションを再定義していくことが求められています。先ずは、現在のIT組織がイノベーション創造に向けた資質を準備できているかを評価すること(Readiness)、そしてデザイン思考を駆使するクリエイティブ人材を育成し、彼らを十分に機能させる環境を整備すること(Design)、さらに組織の殻を破り、さまざまなプレーヤーと積極的に連携していく姿勢を持つこと(Alliance)、などが必要となるでしょう。本講演では、NTTデータのコンサルティング実績を基にIT組織を再構築するためのポイントをご紹介します。
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新たな可能性を秘めた小型無人飛行機、ドローンは、事故や災害における現場調査、インフラ点検、催事の警備といった公的な用途から、農業・建設・荷物配送などの商業活動まで、その活用範囲は幅広く、公的機関や産業界から大きな期待が寄せられています。政府も「空の産業革命」と位置付けており、2015年には改正航空法が施行され、本格的な規制の運用もスタートしました。しかし、成長分野であるドローンに対する産業界の期待が大きい一方で、ドローン飛行中の衝突トラブル回避などの安全面や、実際のビジネスとどう融合するかなど、解決すべき多くの課題が残されています。本講演では、ドローン市場を多角的に捉え、次世代の社会インフラへの貢献を視野に入れたNTTデータのドローン戦略をデモを交えてご紹介します。
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ブロックチェーン技術が描く未来と現実 ―― グローバル最新動向から見えてきた活用のポイント
ビットコインから始まり、さまざまな暗号通貨や応用技術の登場など、ブロックチェーン技術を取り巻く状況は騒がしく、大きな期待が渦巻いています。金融分野での活発な検討に加え、非金融分野においても活用の検討が本格化しており、さまざまなコンソーシアムでは地に足付けた議論も始まってきています。NTTデータは、2017年8月にブロックチェーン専門チームを立ち上げ、海外グループ会社と連携、ブロックチェーンの適用に向けた検討を進めてきました。本講演では、こうした海外との連携を通して見えてきた、NTTデータが考えるブロックチェーン活用のポイントについてご紹介します。
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SMBCが取り組むリテール・マーケティング分野におけるデータ活用
事例
三井住友銀行ではリテール分野において、よりお客さまから選ばれる銀行になることを目指し、データを活用した営業活動に取り組んでいます。 具体的には、お客さまの金融ニーズを理解し、お客さまにとって価値のある商品・サービスをおすすめするために、いままで見えなかった「顧客セグメント」の構築、「ライフイベント」の把握や「行動パターン」の発見に取り組んでいます。 また近年の、多種多様な長期間に亘るデータ蓄積や、お客さまとの接点である「デジタルチャネル」を活用した「マーケティングオートメーションツール」の進化など、ますますデータ活用への期待が大きくなっています。 こうした中、お客さまの満足度の向上を目指し、タイムリーに精度の高い分析結果を出すために、我々が重要だと認識している考え方や取り組みを事例を交えてご紹介します。
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電力会社の「強い監視制御システム」、OTとITの融合で新たな価値を創造
事例
OT(Operational Technology)分野では高い品質とセキュリティの確保が求められています。重要インフラと呼ばれる電力会社ではなおさらです。ウクライナで起きた電力制御システムへのサイバー攻撃はまだ記憶に新しいところです。電力会社の「強い監視制御システム」を手掛けるTEPCO IECでは、こうしたOTとITを融合させ、新たな価値を創造したいと考えています。本講演では、NTTデータが参画する東京電力パワーグリッドの「次世代監視制御システム」を例に挙げ、OTとITを融合していくために必要な電力制御システムの設計方法などをご紹介します。
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脳科学と人工知能が創るスマートカンパニーとスマートビジネス
AI、IoT、ビッグデータ、ディープラーニングといったデジタルテクノロジー活用したビジネスの変革、XTechが大きな潮流となりつつありますが、ビジネスへの本格的な活用はこれからでしょう。デジタルテクノロジーを活用し、自社のビジネスをどう変革すればいいのか、新たなビジネスの在り方を構想し、実践する時がきています。ヒントのひとつは、生活者の視点で社会をどう捉えるか、経済をどう捉えるか、そしてビジネスをどう捉えるかを考えることです。人は物理的環境、社会経済的環境(人と人とのコミュニケーション環境を含めた環境)との間をテクノロジーを活用して適応しています。そうした人を知る早道は脳を知ることです。脳を知り、脳に聞き、脳を満足させれば、ビジネスは必ず成功します。本講演では、脳科学をはじめ、人の認知と意思決定に関する科学「コグニティブサイエンス」と人工知能をはじめとする「デジタルテクノロジー」が創るデジタルコグニティブサイエンスと社会、企業、そしてビジネスの関係についてご紹介します。
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NTT DATA Enterprise AI & IoT + LeapMind ~AI&IoTテクノロジーの進化と一巡目の課題。組込みディープラーニングの世界へ~
本講演では、AIやIoTのテクノロジーに支えられた破壊的イノベーションの潮流や、AI&IoTトレンドが一巡した現在の課題感、さらに企業における活用の現実解などについて、最新の事例を交えて紹介します。
さらに、当社のパートナー企業であるLeapMind株式会社の松田総一CEOにご登壇いただき、同社の開拓する組込みディープラーニングの世界についてご紹介いただきます。
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デジタル変革を加速するAgile Transformation
テクノロジーを活用して既存ビジネスの洗練や新ビジネスの創出を実現するデジタルトランスフォーメーション(DX)への期待が高まる中、IT部門はどのように変革を支え、加速していくべきでしょうか?ビジネスを取り巻く環境の変化に対応するためのアジャイル開発に加え、顧客価値を創り出す「ユーザー・エクスペリエンス・デザイン」や「最新テクノロジー」を活用し、ユーザー部門とコラボレーションしながら、ビジネスを変革する能力が求められています。本講演では、デジタル時代にIT部門が求められるアジャイル、UXデザイン、そしてテクノロジーをどのように学び、デジタル変革を推進していくべきか、NTTデータが提供するサービス、「Altemista」の適用事例を交えながらご紹介します。
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より良い顧客体験のために、デジタル変革の事例と成功要因
商品やサービスがコモディティ化していく中、流通小売、交通、観光、サービス企業などでは、リアルとデジタルを融合した新たな顧客体験の提供に取り組まれています。より良い顧客体験を実現するためには、顧客接点となる店舗、サービスのデジタル化だけではなく、基幹業務のオペレーションを含めた企業活動全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)が必要です。企業活動全体のDXを推進していくためのデジタル推進組織整備、デジタル人財育成、顧客起点のサービスデザインの実施等の重要成功要因について、具体例を交えながらご紹介します。
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超高層ビルの揺れも制御、注目の「深層強化学習」とは?
事例
さまざまなセンサーがつながるIoTが、「見える化」や「アラーティング」によって自動車や工場、社会インフラのスマート化を実現しようとしています。さらなる高度化に向け、従来の機械学習はもちろんのこと、深層学習による予測・異常検知の精度向上や制御の最適化に向けた取り組みも始まっています。 本講演では、AlphaGOの主要技術であり、自動運転への活用も期待されている深層強化学習について、NTTファシリティーズの超高層ビル向けアクティブ制振技術を例に挙げながら、詳細をご紹介します
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広がるブロックチェーン活用、貿易分野への適用に見る課題と展望
ビットコインを実現する技術として脚光を浴びたブロックチェーン技術は、その高い汎用性から、単に仮想通貨や金融分野の枠組みを超え、トレーサビリティやIoTと連携するサービス基盤など、さまざまな領域への応用が検討されています。本講演では、ブロックチェーン技術が実現する分散台帳の可能性を主に貿易分野への応用を中心にご紹介します。発展途上のブロックチェーン技術が今後どのような方向で進展していくのか、実際に導入する際の課題にはどのようなものがあるか。併せて昨年8月に発足した「貿易情報連携の効率化に向けたコンソーシアム」の活動についても述べていきます。
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脳情報通信技術が拓く新たなビジネスと未来社会
事例
脳波などの計測と機械学習が組み合わされた「脳情報通信技術」が登場し、ヒトとモノやサービスとの関係が劇的に変わろうとしています。脳と機械をつなぐブレイン・マシン・インタフェースへの投資も活発化しており、向こう数年で加速度的な進化がもたらされるでしょう。NTTデータでは、この分野でも小規模ながらいち早く研究開発と事業化に着手してきました。2017年11月には、脳情報通信分野の研究と事業開発を促進するため、「脳情報通信ビジネスラボ」を設置、産学連携を図りながら世界と競争できる技術革新とその実装に取り組んでいます。本講演では、NTTデータの脳情報通信事業の構想と事例を紹介するとともに、研究パートナーである脳情報通信融合研究センターの研究者から世界の動向についてもご紹介します。
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製造業の事例に学ぶ、IoT時代のサイバーセキュリティ
顧客へのサービスをより良いものにしたり、オペレーションを効率化していくには、あらゆるモノがつながる「Internet of Things」への対応が欠かせなくなりつつありますが、同時にサイバーセキュリティの確保・維持も大きな課題となります。特にモノづくりを生業とする多くの日本企業では、オフィス環境のみならず、生産設備や製品そのものに対しても対策が求められてきます。本講演では、NTTデータグループの情報セキュリティコンサルタントが実際に携わったプロジェクトを例に挙げ、製造業事業者に求められるIoT時代のサイバーセキュリティについてご紹介します。
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このセッションでは、AIならびIoTにおける期待と問題点、また将来これがどのように変わっていくのかについて取り上げます。特にエンタープライズソリューションにおいて、企業が求めるクオリティ、可用性、パフォーマンス、セキュリティを犠牲にすることなく、これまでのAIおよびIoTの取り組みを実業務に繋げていく方法について説明します。現時点ならびに将来における使用例についてもご紹介します。
Christopher Lindblad氏には、ソフトウェア開発において 20年を超える実績があります。Infoseek 社でエンタープライズ検索アプリケーション「ウルトラシーク・サーバー」のアーキテクトとして働いた後、MarkLogic を設立しました(ウルトラシーク・サーバーはその後、Verity 社を買収した Autonomy 社の主力製品の 1 つとなっています)。 ウルトラシーク・サーバーの立ち上げにおいては、アーキテクチャ、設計、開発などすべてを統括する責任者でした。インフォシーク以前は、Massachusetts Institute of Technology(MIT)で博士研究員として高速ネットワークとリアルタイムビデオ処理の研究に従事。MIT での研究期間中に、インターネットおよびマルチメディアテクノロジーに関する著作を 15 件以上発表しています。 California Institute of Technology 卒(学士:エンジニアリング、コンピュータサイエンス)。Massachusetts Institute of Technology(修士&博士:コンピュータサイエンス)。
Denise Miura氏は、MarkLogic社の日本におけるカントリーマネージャであり、マークロジック株式会社の代表取締役。日本における市場開拓、ビジネスディベロップメント、またパートナーや顧客のサポートを担当している。ソフトウェア開発ならびにwebテクノロジーに関して25年以上の経験があり、さまざまなエンジニアリング、コンサルティング、管理職を務める。前職はシリコングラフィックス、イー・トレード、ブルーマティーニ(日本法人代表取締役)など。カーネギーメロン大学卒(コンピュータサイエンス専攻)。
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多くの日本企業がRPAの本格的な導入に踏み切っています。その規模も大きく、1社で数百台を導入する企業も珍しくありません。RPAが社内のさまざまな業務で活躍するようになると、われわれの働き方や企業はどのように変わっていくのでしょうか? 本講演では、NTTデータが考える、「RPAが生む未来」の予測と、RPAツールの将来像についてご紹介します。
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日本のキャッシュレス化へ、新たなCAFISの取組み
1984年のサービス開始以来、日本のリテール決済を牽引してきた国内最大のカード決済総合ネットワークサービスのCAFIS。これまで、安心・安全・高い信頼性を土台としてあらゆる決済サービスをご提供してきたCAFISは、単なる決済サービスを超えた、お客様の売上拡大・コスト削減に向けた付加価値サービスの展開を通してキャッシュレス社会を実現することが求められています。既にCAFISでは、さまざまなデバイス上で決済および付加価値サービスを提供する決済プラットフォーム「CAFIS Arch」や、インバウンドや地方創生に対応する各種サービスによる集客を実現していますが、今後は、CAFISの新たなスマホ決済サービスを通して、加盟店様への集客・送客を実現するパーソナライズされた顧客体験の提供が重要なキーワードとなります。本講演では、CAFISのスマホ決済を中心としたさまざまなキャッシュレスサービスや未来のペイメント像をご紹介します。
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AIを取り巻く最新事情と最先端技術に加え、シンギュラリティにに向かって起こりうるシナリオや、A.I.のもたらす潜在的な影響について分かりやすく説明します。
メキシコ出身・米国籍。2002年にJICA研修員として日本に留学、その後2004年文科省奨学生として再来日し、 2009年に金沢大学でPh.Dを取得。 米国ルイスビル大学経営学修士。 ロボティクスや人工知能に関する数々の起業経験あり。 日本やシリコンバレー、メキシコの数多くのベンチャー企業のアドバイザーを務める。 シンギュラリティ・ユニバーシティのGSPに第一期生として参加、以来、シンギュラリティ・ユニバーシティのアジアでの活動に 深く関与する。
【ビデオ講演】
XPrizeを代表とする著名なイノベーターであり、フォーチュン誌の世界のリーダー50人に選出(2014年) 著書にニューヨークタイムスベストセラーである「Abundance」(邦題:「楽観主義者の未来予測」(早川書房))、 「BOLD」(邦題:「BOLD 突き抜ける力」(日経BP社))。 マサシューセッツ工科大学(MIT) 宇宙工学学士・分子遺伝子学修士 ハーバードメディカルスクール 医学博士
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MDM:自動マスタリングとAIによる全データの活用
同時通訳
企業において、成功を維持するためには手持ちのデータすべてを活用して新しい知見を獲得し、これをアクションに繋げる必要があります。これを実現するには、数多くのサイロに分断されたすべてのデータにアクセスしこれらを関連付けなくてはなりませんが、これらの分断データには一貫性がないことが多く、活用が困難です。この解決策としてマスターデータ管理が重要な役割を担っていますが、従来のシステムでは柔軟性がなく対応力に欠けます。データマスタリングの新しいアプローチとして、AIやテンポラルデータベースなどの技術でこのプロセスを自動化し、柔軟かつ強力にする方法を紹介します
Joe Pasqua氏 は、エンジニアおよびリーダーとして 30 年を超える実績があります。彼自身、いくつもの技術革新に関与していますが、その中には、Xerox 社による世界初のパーソナルコンピュータ、初期 Oracle 社による RDBMS の勃興、Adobe 社による DTP 革命などがあります。これに加えて、小さなスタートアップ企業からフォーチュン 500 企業まで多くの会社でリーダーを務めてきました。 直近では、まったく新しい市場の実現を目指す Neustar Labs を創設し、そのための戦略、テクノロジー、サービスを提供しました。それ以前には、シマンテックやベリタスで、戦略担当 VP、グローバルリサーチ担当 VP、20 億ドル規模のデータセンター管理ビジネスの CTO など、責任者の職務を数多く担ってきました。 技術的な専門分野は、システムソフトウェア、知識表現、権利管理など。10 件を超える特許を持っており、それ以外に出願中の特許もあります。California Polytechnic State University San Luis Obispo 卒(学士:コンピュータサイエンスと数学を同時取得)。現在同校のコンピュータサイエンス諮問委員会のメンバー。
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多業種の違いに挑む経理改革! ~100社を束ねる共通会計システム導入プロジェクト~
事例
東京急行電鉄株式会社(以下:東急電鉄)は、グループ(東急電鉄及び連結子会社)全体で業務配置の最適化や各社経理業務の標準化、業務効率化・高度化、経営管理品質の向上を目指し、共通会計システムプロジェクトを実施中です。 2017年11月より株式会社東急百貨店を含むグループ6社で本格的に運用を開始し、2020年度までに東急電鉄を含む合計121社への共通会計システムの展開を予定しています。 本講演では、東急電鉄におけるグループ各社の「違い」に挑んだ共通化の取り組みをご紹介すると共に、日本企業の基幹システムの潮流についても解説いたします。
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シンギュラリティとは、機械超知能またはそれにより知能増強された超人類が誕生する時であり、2045年の頃であるとされている。人類は過去に、農業革命、産業革命を経験したが、今後数十年の間に人類史を一変するようなシンギュラリティ革命が起きようとしている。
京都大学理学博士。 宇宙物理学者で日本天文学会理事長を務めた。 近年はシンギュラリティ・サロンを主宰してシンギュラリティ問題について発信している。 また汎用人工知能解明に向けて、計算論的神経科学の勉強会「不敵塾」を主催している。 著書:「2045年問題・・・コンピュータが人類を超える日」、「人類を超えるAIは日本から生まれる」など多数
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スマホで? IoTが実現するスマートな社会インフラへ
「スマートフォンを用いた簡易路面性状調査システム(DRIMS)」は、スマートフォンの加速度センサーを利用し、路面の状態を国際指標であるIRIに高精度で変換し、地図上に可視化します。路面の損傷は画像を基にAIで解析し、その要因も把握できます。DRIMSにより、生活道路を含む広範な道路ネットワークの状態をほぼリアルタイムに把握でき、道路管理の高度化とコスト縮減を実現します。本講演では、このDRIMSをはじめ、地震直後の対処やメンテナンスの効率化に寄与する「橋りょうモニタリングシステム」など、NTTデータのスマートな社会インフラ管理システムをご紹介します。
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デジタルテクノロジーが創造する新潮流 IoT、ロボティクス、AR/VRの最新動向と事例
センサーやロボット、ドローンなどざまざなモノがインターネットによってつながり、膨大なデータが収集・分析され、活用される時代がやってきました。一方、AR/VR機器といったヒューマン・マシン・インタフェースも進化しており、こうしたデジタルテクノロジーが組み合わされ、さまざまな分野で事業の変革が始まっています。 本講演では、これらの背景にある技術動向や、関連するNTTデータの技術開発の取り組みと適用事例についてご紹介します。
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事例に学ぶ、IoTで日本のモノづくりをデジタル変革
日本の製造業は、これまでも多くの競争に勝つために現場でできる改善を推進してきました。 しかし、テクノロジーの進化によって第4次産業革命はすぐそこまで到来しています。 もはや企業単体での改善では太刀打ちできないでしょう。 企業の壁を越えてサプライチェーンを構成、全体での効率化が競争力強化の鍵となります。 NTTデータでは、大手グローバル製造業様とともに、部品サプライヤー、工場、物流業者をつなぎ、参加企業全員がリアルタイムに情報を活用できるクラウドネイティブプラットフォーム「iQuattro」を構築しています。 本講演では、どのようにパートナーエコシステムを構築し、どのようにいろいろな課題を乗り越えてきたのかについて、実際の事例を踏まえてご紹介します。
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